はじめての通知表

 Daichiがはじめての通知表をもらってきた。いまの小学校は二学期制なので、この時期がちょうど、前期の終わりにあたる。


 まあ、小学一年生の成績をどうこういってもはじまるまい。でも、やはりはじめてである。父親として、しっかり見てあげねばならない。


 ということで、夜、家に帰ってから、「うおっほん、通知表をもらったらしいけど、見せてみなさい」とちょっとエラソーに言ってみる。


 が、Daichiは、「ほいっ」と、いたって気軽である。見てみると、成績はまずまず、先生の所見をみても、一生懸命にやっているらしい。


 「うん、いいじゃないか。がんばってるみたいだな」というと、ちょっと得意げな顔。「でも『読む』もAじゃないのかなあ」と、ちょっぴり不満も。

 
 まあ、これからも、がんばってくれい。