極私的世論調査

 どこに行っても、誰に聞いても、まあ、選挙の結果については、同じような見通しを聞く。


 政権が変わって、それで問題が解決されるわけではないことはよくわかっている。でも、このままでも駄目なこともわかっている。


 高揚感には乏しい。でも結果はかなりラディカルなものになる。誰もがそう思いながら、息をひそめてその日を待っている。そんな感じだ。


 この間、床屋のお兄さん、タクシーの運転手さん、近所のお母さんの声を聞いてみた。極私的かつ、狭いサークルの世論調査であるが、まあ、そんなところかと思う。