ワカンナイ

 さあ、寝ようかと思っていたとき、ふとテレビをつけると、NHK井上陽水の番組をやっていた。


 シリーズ物らしいが、バブル崩壊後の時期をやっていて、「少年時代」や、奥田民生とのコラボレーションのエピソードがとりあげられていた。


 例の「なーつがすーぎー、かぜあざみー」という歌詞だが、いわれてみると、「かぜあざみ」って何なのかよくわからない。実は、そんな言葉はないそうである。なのに、なぜか妙にしっくりくるから不思議だ。


 PUFFYの「アジアの純情」の歌詞のこわれっぷりもいい。悪意すれすれの解放感というか。


 宮沢賢治へのアンサーソングである「ワカンナイ」も、賢治の「風にも負けず、、、」へのオマージュを捧げながら、最後になると「君の言葉がワカンナイ」と来る。う〜ん、、、


 やはりこの人、面白い。ワカンナイ人だけど。