気候のせいもあって、体調がいまいちである。しかも今朝は不幸なことに、さほど近いとは言いがたい退避先の研究室と本来の職場の建物との間を、小雨がふり湿度が高いなか、午前中だけで3往復もしてしまった。ぐったりして、よほど不機嫌な顔をしていたのだろう。とある人から「朝から仏滅みたいな顔をしている」と言われてしまった。それにしても、「仏滅みたいな顔」って、どんな顔だろう。まあ、鏡を見ればわかるか。


 最近朝っぱらから「お疲れのようですね」と言われることが多い。よくないなあ。さわやかとは言わないまでも、人様に不快を与えない程度の顔はしたいものである。


 だいたい、そんな顔をしている人間は、不幸を自分で招きよせる。実際今日は、財布を家に忘れてくるし、待ち人は来ないし、ついでに締め切りを一本忘れていて、編集者に首を絞められた(比喩)。


 明日からは、もう少しましな顔をして過ごしたい。