Daichiが最近、俄然読書欲に目覚めたようである。今まで買ってあげても、あまり熱心に読んでこなかった本でも、片っ端から読んでいく。よし、せっかくの機会だから、いろいろ読ませてみよう。


 まあ、男の子にありがちなパターンかもしれないけど、データベース的な本は元々好きである。ポケモンの図鑑などはなめるように読んで、各キャラクターの微細な情報まで、喜々としてそらんじる。まあ、オタク一直線というところか。


 同じ知識型でも、もう少し幅広いテーマがいいな、と思い、先日本屋に物色にいった。僕が子供の頃好きだった、「〜のひみつ」シリーズを探す。「動物のひみつ」とか、「体のひみつ」とか、「宇宙のひみつ」とか、あの類である。


 ぱらぱら見ていると、さすがに未就学児には難しいかも。それでも『大リーグのひみつ』なら、まあまあ関心をもってくれそうなので、買ってかえる。一人で読むのはちょっとしんどいが、一緒に読むと喜々として食いついてくる。


 物語も読んで欲しいな。ということで今度は『エルマーの冒険』。これもまあまあかな。


 いろいろ見ていると、読みたい本がたくさん出てくる。ミヒャエル・エンデならば、『モモ』より『はてしない物語』よりも、『ジム・ボタン』シリーズである。『ナルニヤ国物語』もいいけど、これはだいぶ先だな。


 あ、いかん、親が楽しんでばかりじゃ、いけないな。でもまあ、本を好きになってくれることはいいことだ。