千秋楽

 最近、Daichiは友達のT君の影響で、すっかり大相撲ファンである。で、千秋楽の朝青龍白鵬の取り組みについては、白鵬優勢ということで、親子で意見が一致した。が、結果は、ご存じの通り。本割りでは負けた朝青龍が、優勝決定戦でみごとリベンジをはたした。


 まあ、「ヒール」役の朝青龍の大活躍で、大相撲がおおいに盛り上がったことは間違いない。そういう意味で、あまりにもできすぎた結末であった。


 それにしても、目に余るバッシングに耐えて勝利した朝青龍は、たいしたものである。


 優勝インタビューでは、「モンゴルに帰るなよ!」というやじに、「私は日本の横綱です」と答えたのも、立派だった。


 モンゴルから来た横綱が、日本の「国技(?)」である大相撲を支える。マルチカルチュラル・ジャパンの「ヒーロー」ではないか。