Daichiの社交

 現在、アメリカから来ている友人の研究者カップルのお宅にご招待いただいた。家族全員で、である。


 Daichiの教育について定見はないのだが、とりあえず、大人に対してもきちんと挨拶ができて、話をすることができるようになって欲しいな、と思っている。


 といっても、実際は、完全な内弁慶で、よそのお宅に招かれても、ぐずぐずしてなかなか口がきけない。とくに外国人の方を前にすると、完璧に緊張してしまう。そりゃあ、無理もないよなと思いつつ、もうちょっとどうにかなってほしいな、と感じている。


 今日も案の定、完全にもじもじ君である。顔がこわばって、声も出ない。こりゃあダメかな、と思っているところに、今日の別の招待客であるGさん登場。盛り上げ上手なGさんにつっこんでもらって、ようやくリラックスするDaichi。まあ、親もそうだから仕方ないけど、誰かにつっこんでもらわないとダメなタイプだなあ。


 その後は、友人カップルのお子さんX君ときゃっきゃっと喜んで遊び回る。はしゃぎすぎてご迷惑をおかけしたが、楽しそうでよかったよかった。


 家に帰って、まくらを並べ、今日の反省会。Daichiなりに国際的社交を楽しんだようだ。「X君は、英語も日本語もしゃべれてすごいな」。そうそう、君もがんばっておくれ。