昨日の続き

 今日、ようやく締め切りを一本クリア。とりあえず、前進である。やれやれ。


 で、昨日のオバマ演説の続きだが、今日、アメリカ研究の大ベテランの先生とお話した。その際に僕が「patchwork heritage」という表現もなかなかいいですね、といったところ、その先生に「patchworkという言葉で喜んでいるようでは、まだまだ」と言われた。というのも、そのセリフの後にオバマは、「キリスト教徒、イスラム教徒、ユダヤ教徒ヒンズー教徒、、、」と列挙した後に、「無信仰者(non-believer)」をあげているからだ。アメリカ大統領の就任演説で、「無信仰者」をここまではっきりと言明したのは、やはり画期的だという。ふ〜む、なるほど。


 聖書に手をあてて宣誓するアメリカ大統領。その宣誓式で「無信仰者」という言葉が登場したことは、やはりすごいことなのだろう。静かに見えて、いろいろ考えさせるスピーチだったのだと、あらためて思った。