バリバールと政治思想

 9月末締め切りの論文を一本、どうにかしあげる。シティズンシップについての論文集なのだが、この際、と思ってエティエンヌ・バリバールについていろいろ書く。いつか、書きたいと思っていたのだ。いい機会なので、自分でもあまりよくわかっていなかったことを、しこしこ書く。ついでにジャン=リュック・ナンシーとかランシエールについても触れてしまう。わお、現代思想っぽい。



 政治思想という業界は、いわゆるフランス現代思想といわれる業界と、近いようでだいぶ遠い。というか、実はほとんど無縁である。こういうことを書いて通じるかな、と思いつつ、論文を書く。


 明日は、職場のプロジェクト研究がらみの国際会議。僕もペーパーを読むのだ。といいつつ、今頃必死になって読む練習をしているのだから、推してはかるべし。まあ、なんとかがんばろう。