二条城

 京都へ出張。ここのところ、毎月のように京都に行っている。で、いつも日帰り。出かけていって、目的だけはたしてとんぼ返りである。いくら何でも、もったいないのではないか。


 ということで、今後は時間の許す限り、一回に一つでもお寺なり、名跡なり訪ねれば、それはそれで楽しいだろうと思うに至った。


 今日はその一回目ということで、どこに行こうかなあ、と考えながら、新幹線にのる。といっても、時間の余裕は1時間ちょいしかない。どうしようか。


 まことに平凡ながら龍安寺にでも行くことにした。もし可能なら、仁和寺あたりも行ってみたいな。


 が、新幹線が京都駅に近づいた頃から、おなかの調子がおかしくなる。駅に降りて、トイレを探すが、これがどこも長蛇の列。ひいいーー、と八条口付近のホテルにまでかけていく。


 この騒動で、気づいてみると、もう時間がない。あ〜あ、龍安寺は無理だな。ということで、近場の二条城へ。


 う〜む、中学校の修学旅行以来だ。まあ、屏風絵は豪勢といえば、豪勢だが、うすぼんやりといえばうすぼんやり。


 暑い中、てくてく歩いて、それから研究会に向かいました。はい。