苦労

 今日はDaichiを連れて、両親の用事のサポートをするという、まさしく中間管理職的、ではなかった中間世代的な苦労の一日であった。


 僕の父親は、みんなで散々議論したあとで、さあ、というときに、いきなり、今まで何も聞いていなかったように意見表明をするタイプである(ほんとうに聞いていないのかもしれない)。


 母親は母親で、話の文脈をまったく超越したことを突拍子もなく言い出す人である(聞いているのかもしれないが、いずれにせよ同じである)。


 このような両親とともに実務的な仕事をすると、ややこしいこと極まりない。


 その合間にDaichiは「燃えよドラゴンズ」を歌い出したり、「いま、ローソンでポイントをためると、ミッフィー・グッズがもらえるよ」とか、これまたマイペースで議論に参加する。


 以上は、すべて先方を前にしての話である。とうぜん、(この家族は何だ?)という顔をしている。


 うううう、、、みんな黙っていてくれ、僕一人で話を進めるから。