スイミングクラブ

 この春からDaichiはスイミングクラブに通うことになった。大いに張り切るDaichiだが、このクラブ、毎月終わりに進級試験がある。これがDaichiにとって、けっこう難関なのである。


 といっても、Daichiは一番下のクラスなので、進級要件はただ一つ、3秒間、顔を水につけられることである。が、あいにくここまで、どうもうまくいかない。


 今日は6月の試験日。終わって、Daichiに、「どうだった?」と聞くと、「うん、5秒つけられたよ」という。これはうまくいったかな、と思い、先生に聞くと、「今回も残念でしたね。お父さんと、お風呂で練習してくださいね〜」と言われた。


 どうもDaichiは、鼻の下くらいまでしか水につけられないらしい。「顔を水につける、というのは、目の上までつけるんだよ」と言ったら、「そんなの無理だよ」とのこと。


 う〜む、Daichiが泳げるようになるまで、道はかなり遠いようである。