耐震強度

 衝撃的な事実が判明した。


 僕の研究室がある建物、なんと耐震強度が0.3であることがわかった。震度6地震が来たとしても持ちこたえられる強度を1とすれば、その3割しか強度がない。まあ、そんな大地震がいつくるかはわからないが、明日来ないとも限らない。ということで緊急に補強工事が必要であり、その間避難する必要があるそうだ。


 思えば同じキャンパス内の某部局が同じ運命にあったとき、「たいへんだねえ」とよそ事のように思っていた自分が浅はかであった。ちなみにその部局の建物は0.24だったそうである。「勝った」とは言えないよね、やっぱり。


 これから空いた場所が見つかり次第、避難生活ということである。とはいえ、このキャンパス内にそんな空きスペースがあるとも思えない。いったいどこに行くことになるのだろうか、、、