参院選

 日本は参院選の投票日。気にならないわけはないが、まあ、いかんともしがたい(投票もできないし)。


 今日のNYタイムズは、久しぶりに日本政治の記事。松江で行った取材をもとに、記者が原稿を書いている。


 有権者の声として、「昨年の衆院選での自民党の敗北で、何かが終わった。しかし次がどうなるかは誰にもわからない」という意見を紹介するこの記事。選挙の結果、主要政党のいずれもが政治的なモメンタム(勢い)を得られないのではないか、と危惧する。


 松江での取材からは、「ヨーロッパ流福祉国家建設を目指すぼんやりと左派的な民主党に、もう少しだけ時間を与えようとしている」というあたりが多数派の声という。どんなものだろうか。すっきりしない選挙はすっきりしない結果を残すのだろうか。