毎度、宣伝

 というわけで、宣伝である。毎度毎度で恐縮だけど、、、


 職場の共同研究の方は、無事4巻を刊行したのだが、うれしいことに全巻とも増刷になった。いまの時代、なかなかシリーズものはあたらないというが、このシリーズに限っては、シリーズのよさが出たと思う。社会科学にとっての希望の意味を論じた第一巻、釜石での地域調査をまとめた第二・第三巻、そして現代世界における多様な問題に即して希望を論じた第四巻、それぞれで出ても意味はあったと思うが、やはり四巻が一つのシリーズで出たからこその意味もあると思う。というのは編者のひいき目だろうか。ともかく、全巻とも発売後、二月しない間に増刷が決まった。ありがたいありがたい。


 もう一冊、トクヴィル生誕200周年国際シンポジウム(東京)の成果をまとめた本も、今日のA新聞の書評欄でK先生が取り上げて下さっていた。A新聞、というか、およそ新聞書評欄では、5000円を超えるような高額図書はとりあげないのが普通であるという。その意味で例外的な取り扱い、感謝感謝である。