山の読書

 山に来ている。だいぶ上の方なので、空気も冷たくて気持ちがいい。まだこちらは春が来たばかり、というところか。


 こりずに本をたくさん持ってきている。ちょっと根性を入れて読む本、この際、ちょっと考えてみたい本、お楽しみ本など、各種取り揃えてきたが、まあ、結局たいして読まずにもって帰るのだろう。


 旅に出るとき、もっていく本を選ぶこと自体が楽しみである。実際に読むかは、それほど重要ではない。


 おっと宿題の本も一冊。こちらは読んで帰らないといけない。