自意識

　自意識というのは刻一刻変化していく。前の自分にとってあたりまであったことが、しばらく立つと、恥ずかしくてならなくなる。その逆もありうる。

　しばらく前に書いた自分の文章を読むことは、ある種の苦痛である。あらが目立って、気になってしょうがない。読めば読むほど、気が重くなる。

　「俺は過去はふりかえらないぜ」とかっこよく言いたいものだが、本当のところ、恥ずかしくて振り返りたくない。

　今日は何年も前に自分の書いた文章の校正。う〜ん、やっぱりぎつばたした文章に思えてならない。やだなあ。でも、読み直してみて、「すっかり忘れていたけど、けっこういいこと言っているな」という気がする部分もある。

　おお、自己認識をあらためないと。意外に自己肯定的な、、、いや、自己正当化的というべきか、、、