ワーキング・デー

 数日前、友人たちが我が家に集まった際、正月中に「仕事があるから」と言って、一人で部屋に閉じこもることは、いまどき許されるだろうか、ということが話題になった。そこにいたのはほとんどが子持ちの研究者で、男女ほぼ同数であったが、圧倒的に「ブー」であった。(家族をほっぽり出して)正月中にもせっせと資料を読み、卒論に赤を入れる教員というのは、いまやけっしてほめられた話ではないのだ。


 というわけで、正月明けの今日、ようやく研究室に行き、本を読み、せっせとレジュメを作成した。今年最初のワーキング・デー、ちょっとだけほっとした気分になった。