ウルトラマン

 Daichiとウルトラマン映画『超ウルトラ8兄弟』を見に行った(と、書くと、「おめー、ウルトラマン見に行く前に、やることあるだろう」という諸方面の方々がいることは承知しているが、、、まあ、それはそれとして、、、)


 映画は、明らかに子供とその父親をターゲットにしている。ウルトラマン以下、セブン、帰ってきたウルトラマンウルトラマンエースと、歴代のウルトラマンを演じた役者さんと、ヒロインが総出演である。いやあ、懐かしい。みなさん、それぞれいいおじさん、おばさんになられたようで、何より。


 映画はこの昭和のウルトラマンと、平成のウルトラマン3人組(「羞恥心」のつるのも出てくる。へ〜、あの人、ウルトラマンだったんだ)の競演。ついでに、最近放送された最も新しいウルトラマンメビウス(これはDaichiと見た)が加わって、8兄弟である。まあ、なんというか、てんこもりである。



 ついでにロケ地は横浜。映画はさながら横浜観光協会編である。ともかくウルトラマンがたくさん出てきて、観光スポットも目白押し。おまけにオープニングは『三丁目の夕日』風である。なんというか、エンターテイメント映画として、実によく努力した映画といえるだろう。



 さらに映画では、歴代ウルトラマンは、そんな過去とは無関係に、自転車屋、ハワイアン・レストランのオーナー、自動車修理工、横浜市役所職員、横浜スタジアム職員をしている。歴代ヒロインがそろって、フラダンスまでする。いやはや、そのやけくそぶりがいい味を出している。



 DaichiはDaichiで、「いやあ、おもしろかったねえ。たくさん怪獣が出てきたねえ」と言っているのだから、まあ、それなりに怪獣映画としてのつぼは外していないのだろう。



 横浜市の中田市長も特別出演である。「一人でも多くの市民を救うのだ」と言って、最後まで何もしないけど、、、