翻訳

 これも、前に何度か書いたことだけど、翻訳は苦手である。ところが、今回、人の翻訳のチェックという作業をしている。どれもプロの翻訳者ではないが、一人一人個性があっておもしろい。


 今どきの外国語教育では、翻訳にあたっては、訳し上げはしないと教えていると思うのだけど、結構みんな訳し上げをしている。でも、言葉の順番にはそれなりに意味があって、あんまり訳し上げをすると意味がうまく通じなくなってしまう。


 かと思うと、訳し上げはしないけど、'........., though.......'という文をすべて、「.........である。.......ではあるのだが」と訳している人もいる。これがあんまり多いと、何か言っちゃあ、「いやでも、、、、だけど」と言い訳する人みたいな文章になる。まあ、語順に忠実なのはわかる、ちょっと不自然だけど(←やってみた)。


 人柄が出て、実に逐語的にていねいに訳している人もいれば、実におおらかに、一文くらい吹っ飛ばして訳している人もいる(←ちょっと、まずい)。


 まあ、翻訳というのは実に難しく、人の翻訳に文句を付けるのは簡単なのだが、、、