サンクチュアリー

 F県に行く。県の若い職員さんから、中堅、幹部、最後は知事さんまで、多くの方とお会いする。みなさん、県について熱く語る。短時間で地域の空気を知ることなど不可能だが(いや、どれだけ時間をかけても難しいのだが)、いろいろ考えるための手がかりをいただいた気がする。



 先方としても、「こいつら、何者だ」という思いはあるだろう。少しずつ、信頼していただけるよう、これから努力していきたい。



 今日、印象的だったのは、途中で訪問した、とあるお寺でのこと。そこで修行されている若いお坊さんのお話をうかがった。まだ、若いお坊さんだったけど、話しているうちに、いかにも今の若い世代としての感覚と、やはりサンクチュアリーに暮らす特別な人の思いのたかぶりと迷いを聞くことができて、ちょっと感動した。



 人の話を聞くのはいつでもおもしろい。これからも多くの人の話を聞きたい。