山陰本線

 S県H市から戻る。って、いちいち仮名で書く必要もないな、島根県浜田市である。今朝は、浜田の駅から特急隠岐にのり、石見空港のある益田へ。それにしても、この沿線風景は悪くない。線路は単線で、日本海に沿って、海岸線ぎりぎりのところを走る。すぐ横で、波が岸にぶつかって砕けている。通り過ぎる集落集落の屋根は、石州瓦と呼ばれる重厚な茶色の瓦で葺いてある。立派な家はないが、茶色の屋根の連なりには、独特の雰囲気がある。小樽から札幌に向けてのJRの線路も、美しい海岸線に沿って走るが、北の海岸線と山陰の海岸線には、異なる雰囲気がある。


 結局、旅先では英文企画書の最初の一ページ(ぐぐう〜、まずい〜)、某論文と某鼎談の校正に目途をつける。まあ、とりあえず良しとしよう。