昭和思想史
明日から今度は西へ向かう。S県に住む両親のところに「帰省」である。ということで、今日のうちにやれることをと、あせればあせるほど手につかない。こりゃあ、どうも仕事をかかえての「帰省」になりそうである。
今日の行き帰りの電車で読んだ本。鷲田小彌太の『昭和の思想家67人』(PHP新書)。昔『昭和思想史60年』というタイトルで出ていた本を、再刊したもののようだ。元本も読んだ気がするが、あらためて読んでみて、なかなか読み応えがあるのに感心する。まだ昭和初期までしか読んでいないが、芥川龍之介、宮本顕治、小林秀雄、福本和夫、北一輝、柳田国男、江戸川乱歩、中野重治、三木清、九鬼周造、、、いやあ、なかなか昭和思想史も豪華なもんだ。