選挙

 昨日は参院選投票率が気になり、朝から空を見上げる。あいにく昼くらいからすさまじい雷雨に。「こりゃあ、どうかな〜」。午前11時くらいまでは、それでも前回の投票率をわずかに上回っていたが、午後になると下回り始める。事前の投票が多かったとはいえ、ちょっとがっかり。


 そんな天気ながら、用事があって都心まででかける。夕方、家に帰り、家族三人で投票所に行く。Daichiに「選挙、一緒に行く?」と聞くと、「行く、行く」とはしゃいで答える。選挙って何だか、わかっているの?選挙区の投票用紙に人の名前を書いていると、横からのぞき込んだDaichiは、「その人が好きなの〜?」。う〜む、君はそういう風に選挙を理解しているんだ。


 Daichiが寝た後は、選挙特報番組に釘付けに。お〜、なかなかすごい結果だ。


 開票途中で安倍さんがテレビ出演。結果が出るまえに、機先を制して続投宣言。しかし、この人の表情、不思議だな。悔しいのを押し殺しているようにも見えない。ぼろが出ないように、必死に能面を装っているという感じでもない。こうしてみると、無念をかみしめつつ、「自分が責任をとる」と最後の意地を見せた橋龍は、安倍さんに比べると、はるかにわかりやすい人だったな。どうも安倍さんの表情としゃべり方は、腹話術のお人形さんのようだ。


 さあ、問題はこの結果を、どう意味づけていくか、だ。