フランス語・フランス文化の将来

 午前中、Daichiの運動会に出席した後、某会館でのシンポジウムに向かう。


 プレゼン自体はとくに問題なく終了。ただ、それからが結構たいへんだった。さながら、フランス組総決起集会。フランス語・フランス文化の重要性を説いてやまない、熱き人々の発言がフロアからあいつぐ。ちょっとたじたじ。日本におけるフランスのプレゼンスをいかに守るか、とくに大学でのフランス研究の存在意義をどうアピールするか、フランス語履修者の減少をどう食い止めるか、、、


 まあ、正直なところ、僕は何が何でも日本におけるフランスのプレゼンスを守らなければならないとは思わない。フランスについて関心を持つ人が増えればフランス語履修者も増え、そうでなければ減るということで、大本のフランスへの関心が高まらないかぎり、小手先のことではどうにもならない。そういう意味で、日本におけるフランスのプレゼンスについて、悲観もしてないし楽観もしていない。


 ということで、いささかクールな感慨を抱いてしまった。