大学で教えること

 昨日読んだ『フューチャリスト宣言』のなかで、梅田・茂木のお二人は、「もはや大学という仕組み自体が古くさくて意味がない」というようなことを言っていた。自分の話を聞きたいんだがよくわからない特定の数の学生を前にしゃべるのではなく、潜在的にはむしろたくさんいるはずのウェブ上の読者を相手にブログで自分の言いたいことを書いていくべきだ、というのである。その方がはるかにやりがいがある、とも。


 う〜む、どうなんだろうねえ、と思いつつ、今日の講義をした。例えばこの非常勤先の大学、がっかりするくらい受講生は少ないが、それでもまあわざわざ聞きに来てくれているのは間違いない。居眠りしているのも含め、やはり顔が見える人を教えているのは悪くないと思うのだけど、さて。