親同士の会話

 Daichiが生まれた直後、地元の子育てサークルによく参加した。今日はそのときのメンバーを中心に集まって新年会。子供たち同士わいわい遊んだし、親も親でいろいろ話をして楽しかった。とくに僕にとっては、お父さん同士の話が興味深かった。


 話題の一例が、子供にいかに死というものを教えるか、というテーマだった。おじいさん、おばあさんが亡くなったとき、その遺骸を子供に見せるかどうかは、親として考えるところだ。感受性の強い子供あえてショックを与えるのかいいのかどうか。しかし、現代においてますます人の死というものの実感が薄くなりつつあるなか、子供に死というものをきちんと教える必要もあるのもたしかだ。ちなみに僕自身はこれまで、この問題について消極派だったのだが、けっこう積極派の親御さんも多く、へえと思った。


 子供にどれだけゲーム機やコンピュータに触れさせるべきか。この点も僕はけっこう消極派だったのだが、今日僕自身はじめてDS(脳を鍛えるトレーニング)をやってみて、「こりゃあ、Daichiには買い与えないようにしよう」とあらためて思ったのだった。だって目が回るんだもの。