大会前夜

 福岡入り。まず九州大学の学会Aへ。こちらはこじんまりとした学会。でも、知った顔が多く、なんだかほっとする感じ。何人かに挨拶し、レジュメだけもらって、福岡国際会議場の学会Bへ。



 ありゃあ、ずいぶん立派な施設だな。それも正面にでかでかと学会の看板、旗が並ぶ。ずいぶんと力が入っているなあ。非常に大きな施設だが、すべてこの学会の貸し切りである。今日はまだ準備中だが、各種の業者が入ってあちこちでてんやわんやの大騒ぎ。しかし、明日からはここに世界各地から2000人の人が集まるのだから、たいへんなものだろうな。祭りの前夜のようで、ちょっとわくわくする。



 学会理事会の後、明日の開会式のリハーサルに立ち会う。しきっているのは、専門家たち。「はいそこで、コメントたたいて」と、「そこで盗んで」とか、不思議な業界用語で指示を出している。それにしてもすごい演出。煙はでるは、ライトはきらめくは、音響は鳴り響くは、およそ学会と思えない。組織委員長がゴンドラにのって上から降りてくるかと思ったが、さすがにそれはなかった。



 レセプション会場は1000人入れるということだが、入りきらない人が続出するかもしれない。いやあ、楽しみだけど、無事終わるかだいぶ不安。