カフカとドラゴンズ

 村上春樹の『海辺のカフカ』を読んでいたら、次のような一節が。


 「たとえば俺はこれまで中日ドラゴンズを熱心に応援してきた。でも俺にとって中日ドラゴンズというのは、いったい何なんだ?中日ドラゴンズ読売ジャイアンツに勝つことで、俺という人間が少しでも向上するのだろうか?するわけないよな、と青年は思った」