座談会

 とある女性団体に招かれ、座談会に出席。 


 それにしても、座談会とか鼎談というのは、どうも苦手だ。一人で話すなら、準備すれば何とかなる。でも、人が増えれば増えるほど、話の流れが予測できなくなる。


 Gさんに鍛えられ、台本なし、打ち合わせなし、出たとこ勝負にも、だいぶ慣れたのだが、今日のは誰が何をしゃべるのかまったく予測できない。


 とはいえ、司会者が順番に話をふってくれれば、ある程度は準備できる。が、ときどき、順番を変えるのがくせ者だ。


 学部学生の頃の、語学の講義を思い出す。とうぜん予習はしていない。講義の時間中に、自分があたりそうなところを予習する。予想がずれたら、お手上げである。


 今日も何度か「お手上げ!」と思ったが、なんとかへどもど話すことができた。


 いやはや、やっぱり座談会は苦手だ。