イメージが大切

 小学生にとっての8月31日は、大学の先生にとっては9月30日ではなかろうか。


 8月31日(いまは、もう少し早くなっているのだが)、小学生はたまった宿題を前に青くなり、来年はきっと計画的に宿題をやろうと決意する。9月30日、大学の先生は、たまった論文の締め切りを前に青くなり、今度はもう少し計画的に論文を書こうと決意する。毎年毎年、同じことが繰り返されるのは、小学生も大学の先生も変わらない。


 まあ、学期中にはなかなか論文を書けないだろうということで、各種論文の締め切りは9月末日と、3月末日に設定されることが多い。


 僕の場合、この夏の間に三つの論文を完成させようと、ひそかに企んでいたのだが、結局のところ一つしか完成せず、もう一つが半分くらい、あと一つはまったく手つかずである。あ〜あ。


 先日、とある先輩に、「君は締め切りを守りそうなイメージがあるからね」と言われた。う〜ん、そんなイメージがあったのか。


 やはりパブリック・イメージは大切だ。なんとか「それほどひどくは締め切りを破らないヤツ」というあたりで、イメージ保持につとめたい。いやはや。