英文雑誌

 うちの職場では英文雑誌をやっているのだが、なぜか4月からその編集委員会に加わることになった。ちなみに編集委員会の半分は外国人(英語がネイティブの)スタッフである。だいたい僕は日本語でもレフェリー付きの雑誌に論文を書いたことがないのに(考えてみると恥ずかしい話だ。が、僕の分野、そもそもレフェリー付き雑誌があまりなかったのではあるが)、きっちりとしたレフェリーが付く英文雑誌の編集委員になるなんて、どだい無理な話だ。


 そもそも事前に渡された資料を見ただけでうんざりしてしまった。投稿中の論文であるが、全部あわせると優に本一冊はある。もちろんすべてを精読する必要はなく、レフェリーにかける必要があるか、ざっと読むだけだが、それでも一苦労である。さらにレフェリーのコメントを読み、それにしたがってなされた論文の修正を確認するのも、初めての僕には簡単ではない。配られたアジェンダも英語である。幸い会議自体は日本語でやるが、議論が白熱すると英語になるという。


 はたして、僕はこの委員会でいったい何ができるのであろうか、、、げっそりする種が一つ増えてしまった。