ドレスデンへの旅(2)

それでもなんとかドレスデンにたどり着く。駅に荷物を預けて、早速街の中心へ。印象として、なんだかやけに新しい建物が多い。それもそのほとんどが大資本のチェーン店。なるほど、考えてみればドレスデン旧東ドイツ、統一後に旧西ドイツ資本が入り込んだのだろうね。あとで調べたら、それでも建物自体は旧東独時代のもので、そのせいか、四角い箱のような建物が続いている(今はそれがibisになっている)。

f:id:Shigeki:20180726082702j:plain

 

 

中心部はやはり素晴らしい。フラウエン教会は空爆によって完全に破壊されたものを再建したという。古い部分だけ、黒っぽいのが特徴的。

f:id:Shigeki:20180725140857j:plain

f:id:Shigeki:20180725141109j:plainこのほか、レジデンツ(旧王宮)なども、みんな復元したもの。残骸を使い、少しでも昔の建物の近づけようとした市民の執念に感心する。そして、夕食はルターさんの像を眺めて。そういえば、ルターさんもカトリック教会に破門されて、ザクセン侯に庇護されて聖書のドイツ語訳をしたんだっけね。うん、ルターさんも、よく頑張った。偉いと思う。やはり何ごとも、しぶとくないと成し遂げられないね。

f:id:Shigeki:20180725140935j:plain